地図を完成させた方へ

「星影拾遺」の旅は如何でしたか?
もしも、旅の間に
貴方を少しでも嬉しい気持ちにさせるようなことがあったならば、
それは僕にとっても幸いであると思います。

地図というものは、その示す場所に実際に足を運んだとき
はじめて「地図」になるように思います。
それは地図の本来の存在意義からはずっとかけ離れたことですが
僕が欲しいのは、どんな正確な地図よりも
そこへ行きたい気にさせるような、そんな「地図」です。
それはもしかしたら、物語のかたちをしているかもしれませんし、
音楽であるかもしれません。
「星影拾遺」の旅がまた、貴方にとってなんらかの「地図」となれることを、
僕は願って止みません。


ここで、これまでに僕を迷子にしたり、宝探しをするときのような胸の高鳴りを与えてくれた方々に最大の感謝を献じて、この「星影拾遺」の後書きならぬ「中書き」に替えさせて頂こうと思います。

・遊佐未森 氏と「地図をください」
 (歌:遊佐未森 作詞:工藤順子 作曲:外間隆史)

・寺屋誠治 氏と「舞台裏」
 (著:寺屋誠治 『ソラミミ 夢の博物館』に収録
            発行:イリュージョン (1996年))

・M.M. 氏

皆様から頂いた素敵な地図は、僕の宝物です。


 僕自身の旅の記録を「星影拾遺」として綴りはじめて一年が過ぎました。
 地図の行先を辿ってみたところ、どうやらこの旅はまだまだ続きそうな気配です。
 僕はまた、ちょっとずつ、いろんなことを書き留めてゆこうと思います。

 だからもしも、よろしければ、
 今後ともどうぞよろしくお付き合いください。

 1997/7/23 寿琅啓吾



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