森林光年


あとがき

天野は、ごく普通の女の子です。

ただちょっと、その小柄な体には大きすぎる物語を
少女時代に経験してしまったから、
天野にだけ見えるものが生まれて、
その代わりに、普通の女の子の見るものは、
きっと天野には見えないのです。

他の人には理解してもらえないこと、
というのは何も狐たちの話だけじゃなくて、
そういう体験を経て変わってしまった、
天野自身なんじゃないかと思います。

夢想の多い、異色の天野像であるとは思うんですが、
作中でも触れたように、
これも天野の百万の顔のうちの
一つであると思って頂ければ幸いです。

それでは、ここまで読んでくださった皆様と、素晴らしい作品を送りだして下さったKeyの皆さまに深く感謝致します。

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2000年3月21日 夏町 銅貨


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